■CORRESPONDENCE LANDSCAPE 015「Self-Scape 風景表現の異領域 」part1■ 会場:工房親 会期 2015.6.12(金)〜 6.27 (土) (野津晋也さん・田嵜裕季子さんとの合同展示) ***工房親のブログ(2015/6/26)からの転載 http://kobochika.jugem.jp/ 現在、『CORRESPONDENCE LANDSCAPE 015・Self-Scape 風景表現の異領域 Part-1』を開催している。
田嵜裕季子(インスタレーション)/野津晋也(絵画)/山崎弘義(写真)の作品ジャンルの違う三人の作家による展示だ。 山崎弘義氏にインタビューを行った。
今回、工房親で初めてのご紹介となる山崎弘義氏は10年前と10年後の同じ自宅の庭の写真を1つの額内に収めたものを展示されている。 @参加を決めてくださいました直接的な理由をお聞かせくださいませんか? 展示した写真は2003年に撮影した庭の写真と10年後に撮影した写真を対にしています。10年後の写真は2年前に撮影したものです。しかし発表の機会がなかったのですが、クボタさんからお声掛けいただき、そのサブタイトルが”Self-Scape”だということで企画意図にぴったりと感じました。ここ数年取り組んでいる都市近郊シリーズよりも会場に合うのではないかと思い展示しました。 A今回の作品や写真集を拝見すると認知症のお母様だったりご自宅の庭だったりですがそこに込められる思いは優しく、また時間の経過の厳しさやどうしようもないものを感じられます。山崎さんにとって風景とは何でしょうか? 時間の経過はある意味残酷です。それを表現するメディアとして写真は適していると感じています。そして風景は時にプライベートな視点に陥りがちですが、そこにいかに共通の感覚を持たせるかが難しいところと思っています。どこにでもある庭に他者が何らかの関係性を持ってくれるかどうかが課題の部分だと感じています。
B今回、実際に3人の展示がされて今どのように感じていらっしゃいますか? 又、3人で1つの展覧会にするという工房親の企画展への参加は初めてですが率直な感想がございましたらお聞かせください。 今までグループでの展示は数多く参加してきましたが、異分野の表現とのコラボは初めてでした。その意味ではとても不安な部分もあったのですが、同じ空間の中で違和感なく共存できたのではないかという感想を持っています。またその中で写真という表現の特色を出すことができたと思っています。 と山崎氏は答えてくれた。 |
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